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ドジャース大谷翔平、思い出のオークランド最終戦で第3打席までノーヒット

スポーツ報知 / 2024年8月5日 6時24分

◆米大リーグ アスレチックス―ドジャース(4日、米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で出場した。

 相手先発は2年目右腕のビド。スリークオーターから速いテンポで投げ込んでくるタイプで初回の第1打席では、カウント2―2から外角低めギリギリに94・4マイル(約152キロ)の直球を投げ込まれて手が出ず、見逃し三振に倒れた。2回1死一塁の第2打席は左飛だった。3-2で迎えた5回先頭での第3打席は泳がされながら右翼線へ打ち上げたが、伸びず右飛に倒れた。

 ドジャース先発はルーキーの右腕ライアン。デビュー2戦目となった7月28日の敵地アストロズ戦では6回途中2安打1失点と好投し、キャリア初勝利を挙げている。

 前日の対アスレチックス第2戦で大谷は足で魅せた。自身初の3盗塁をマークし、今季31盗塁とした。すでに33本塁打を放っており、日本選手初の「30本塁打、30盗塁」を達成した。DHとしても初で、ド軍ではR・モンデシー(97、99年)、M・ケンプ(2011年)に次いで3人目(4度目)の偉業を達成した。

 出場108試合での達成はMLB史上3位タイのスピード。このペースで本塁打と盗塁を重ねれば、メジャー史上5人しかいない「40―40」は十分に可能。前人未到の「45―45」もターゲットにとらえる。

 この日が敵地でのアスレチックス最終戦。同球場ではエンゼルスでMLBに挑戦した18年にMLBデビューし、投手としても初勝利を挙げた思い出深い場所でもある。今季限りでア軍が移転するため、ワールドシリーズで対戦しない限り、これが大谷にとってラストゲームになる。

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