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大谷翔平、思い出の球場で惜別弾ならずもドジャース連勝

スポーツ報知 / 2024年8月5日 7時35分

◆米大リーグ アスレチックス2―3ドジャース(4日、米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で出場した。試合は接戦を制したドジャースが連勝した。

 相手先発は2年目右腕のビド。スリークオーターから速いテンポで投げ込んでくるタイプで初回の第1打席では、カウント2―2から外角低めギリギリに94・4マイル(約152キロ)の直球を投げ込まれて手が出ず、見逃し三振に倒れた。2回1死一塁の第2打席は左飛だった。

 3-2で迎えた5回先頭での第3打席は泳がされながら右翼線へ打ち上げたが、伸びず右飛に倒れた。7回1死での第4打席は空振り三振だった。

 前日の対アスレチックス第2戦で日本選手初の「30本塁打、30盗塁」を達成した。DHとしても初で、ド軍ではR・モンデシー(97、99年)、M・ケンプ(2011年)に次いで3人目(4度目)の偉業を達成した。出場108試合での達成はMLB史上3位タイのスピードだった。ロバーツ監督は大谷の走塁について「彼は盗塁の価値を理解している。私の記憶では彼が盗塁すると得点につながることがとても多い。40−40を達成する選手は歴史上でもほとんどいないから、それができたらいいと個人的には思っている」と、この日の試合前の取材対応であらためて語った。

 この日が敵地でのアスレチックス最終戦。同球場ではエンゼルスでMLBに挑戦した18年にMLBデビューし、投手としても初勝利を挙げた思い出深い場所でもある。今季限りでア軍が移転するため、ワールドシリーズで対戦しない限り、これが大谷にとってラストゲームになる。

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