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男子フルーレ団体が金! アンカーに20歳・飯村一輝をサプライズ起用 強心臓ぶり発揮「『よしっ』と。とんでもないメンタル」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月5日 7時14分

飯村一輝

◆パリ五輪 第10日 ▽フェンシング(4日、グランパレ)

 フェンシングの男子フルーレ団体で、日本(敷根崇裕、飯村一輝、松山恭助、控え=永野雄大)が初の金メダルを獲得した。決勝で過去優勝7度のイタリアを45―36で下して優勝。アンカーを務めた最年少20歳の飯村一輝(慶大)は「最後の1点が取れた瞬間は、夢なのか現実なのか分からなくなって。声援を浴びてたことがすごくうれしくて、夜中にも関わらず応援してくれた日本の皆さんと、力が一緒になった瞬間だったかな」と、喜びを語った。

 地元フランスを破って進んだ決勝のウォーミングアップ前、ルペシュー・エルワン・コーチから衝撃の事実を伝えられた。「ちょっと、アイデアがある。一輝をアンカーにしてみようと思う」と。「さすがに想定外すぎて。まさか自分がアンカーになるとは。最初は、血の気が引いた」と飯村。エルワンコーチによれば、イタリアのアンカー、マリーにとの相性を鑑みて器用を決定。同コーチは「彼が何て言ったかと言うと、『よし』と。とんでもなく、メンタルが強い子。怖じ気づいてもおかしくない状況で、彼は喜んだ」と明かした。

 慶大3年の飯村は、京都・龍谷大平安高で太田雄貴氏の後輩にあたる。12年ロンドン五輪で銀メダルを獲得した大先輩の背中を超え、初出場の五輪で金メダリストに。飯村は「エルワンコーチ含め、日本のみんなが僕に任せてくれたたすきを最後までつなぐことができて、すごくうれしかった」と白い歯をこぼした。

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