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【甲子園】1回戦で聖光学院対鶴岡東の東北勢対決…練習試合でよく知る相手…鶴岡東・佐藤監督「どっしりと戦ってくれれば」

スポーツ報知 / 2024年8月5日 8時56分

東北勢対決が決まった聖光学院・佐藤主将(左)と鶴岡東・小林主将(代表撮影)

 7日開幕の第106回全国高校野球選手権(甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。1回戦で聖光学院(福島)と鶴岡東(山形)の“東北勢対決”が実現。頻繁に練習試合を行い、腕を磨いてきた両校が聖地で激突する。

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 鶴岡東は、どこが相手でも勝っていく。聖光学院との東北勢対決が決まり「東北勢同士だし、まさか当たるとは…、と思っていました」と振り返った鶴岡東・小林優星主将(3年)。練習試合では倒している相手だが、「一球に対する思いがすごい。見習う点がいっぱいあった」と強敵だと認識し、油断することなく立ち向かっていく。

 「素晴らしいし、尊敬できるチームです」と印象を語った佐藤俊監督(53)は、「選手たちもお互い知っているところがあると思う。甲子園だ、と舞い上がらずどっしりと戦ってくれればいい」と、よく知る相手との対戦だけに緊張せず本来の実力を発揮してほしいと期待。抽選会前の聖光学院・斎藤監督とのやりとりについても、「普段通りに(握手を)していれば…」と少し苦笑いだ。

 暑さについても「だいぶ慣れてきて、動きも良くなってきますね」と指揮官。目標に掲げている過去最高成績となる8強入りについても「まず初戦を勝って目標に近づければいい」と、一戦必勝で臨むつもりだ。山形勢としては06年夏以来となる東北勢対決で勝利し、チームを勢いづかせる。

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 互いをよく知る相手との対戦に、聖光学院・斎藤智也監督(61)の表情も自然と引き締まった。鶴岡東について「東北で指折り(の実力)だとずっと思っていた。いろんなタイプ(の投手)が複数いて、投手力が高い」。練習試合を何度も組む間柄で、今年に入ってからも2度対戦していずれも負けており、「(直近の)6月の試合は完敗でしたね」とその実力は肌で分かっている。普段はあいさつで握手を交わすが、この日は「近づかないほうがいいでしょ?と言ってしなかったんだ」と明かした指揮官。抽選前から対戦は決まっていたのかも?

 先月28日の福島大会決勝から初戦まで日にちが空いた。「(初戦までの)間隔が短いほうが勢いはある」と話した指揮官だが、「練習時間を確保して、戦う集団づくりができる。決意、覚悟をどれだけ持つか」と選手たちの意識をさらに引き上げていくつもりだ。甲子園での福島勢対山形勢は初対決で、チームとしてはこれで3年連続となる東北勢との対戦。過去2年は敗れているだけに、ぜひとも勝ちたい。東北勢対決勝利で弾みをつけ、過去最高の4強超えを目指していく。(有吉 広紀)

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