【甲子園】花巻東が “大トリ”…出場４９校の最後に登場する枠で有田工・滋賀学園の勝者と対戦

有田工と滋賀学園の勝者との対戦が決まった花巻東の村上主将（代表撮影）

　７日開幕の第１０６回全国高校野球選手権（甲子園）の組み合わせ抽選会が４日、大阪市内で行われた。花巻東は有田工（佐賀）・滋賀学園（滋賀）の勝者と２回戦で初戦を迎えることになった。

　“大トリ”を務める。対戦相手が唯一決まらず、出場４９校の一番最後に登場する枠に入り、「ここに入るとは思わなかったですね」と驚いた花巻東・佐々木洋監督（４８）。しかし「（相手を）１試合見られるのは大きい。準備もできるし、日数的にはいいこと」と前向きにとらえた。

　岩手大会からベンチ入りメンバーを４人入れ替えた。指揮官は「（岩手大会の）前から宣言していた。チームが活性化していけばいい」と説明。昨年は高校通算１４０本塁打を放った強打者で息子の麟太郎（１９）がいたが、今年は高いチーム力で一丸となり向かっていくつもりだ。岩手から日本一へ、粘り強く戦い白星をつかんでいく。