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ベガルタ仙台がバンコクFCとのインターナショナルマッチで惜敗…森山佳郎監督「取るべき先制点を取らないとこうなる」

スポーツ報知 / 2024年8月5日 9時34分

前半、競り合う両チームのイレブン(カメラ・山崎 賢人)

◆サッカー◇クラブ設立30周年事業インターナショナルマッチ バンコクFC1-0ベガルタ仙台(4日・ユアスタ)

 J2ベガルタ仙台は4日、クラブ設立30周年事業としてインターナショナルマッチを開催。今年1月16日に包括連携協定を結んだタイリーグ2部のバンコクFCと対戦し、0―1で敗れた。仙台の森山佳郎監督(56)は「先制点を取るべきシーンが10回も20回もあって、取らないとこうなる」と振り返った。

 練習試合とはいえ、やる気の見られない試合だった。主導権を握りながらも後半17分に縦パス1本のカウンターから失点。先発のMF工藤蒼生(24)と後半途中出場のMF鎌田大夢(23)、終盤に出場した練習生らは存在感を見せたが、最後までゴールを奪えなかった。

 バンコクFCにとっては有意義な時間だった。入場無料の今試合ではタイの人々も多く見られ、3354人が来場。元仙台で現バンコクFCのFW大久保剛志(38)は「仙台とダイレクトフライトがまだなく、そこがつながればもっと交流ができる。そういう一歩になるんじゃないかとワクワクしました」と笑顔を見せた。

(山崎 賢人)

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