【広島】末包昇大、６日の巨人戦から１軍復帰「残り試合だけで１０本以上」６・２２に左太もも裏肉離れ

広島・末包昇大

　広島の末包昇大外野手が、６日の巨人戦（東京Ｄ）から１軍復帰する。６月２２日の中日戦（バンテリンＤ）の守備で左太もも裏を肉離れ。３０本塁打を目標に掲げた今季は左膝故障での開幕出遅れもあり、出場３４試合で６本塁打。シーズン残り５０試合。「当初の予定とは変わってきているけど、残り試合だけで１０本以上、打ちたいなと思います」と、力を込めた。

　７月３０日のウエスタン・オリックス戦（由宇）で実戦復帰し、２軍５試合で１１打数１安打。２試合で左翼守備もこなした。「体の面は問題なく、あとはしっかり結果を出すだけです」と、１軍復帰に鼻息は荒い。

　６日から１ゲーム差の２位・巨人、１・５差の３位・阪神との６連戦（東京Ｄ、京セラＤ）を含む９連戦。首位固めに大事な３カードとなる。「大事過ぎるでしょ（笑い）。しかも６連勝している。最近は野手の状態もいいなと思いますけど、自分は自分のいいところを出せれば」。１１本塁打の昨季は８月以降に９発を放ち、うち６発が巨人戦だった。まずは“Ｇキラー”ぶりを発揮して、チーム打率２割３分３厘、３６本塁打はともにリーグ最低という打線の救世主となる。