佐々木蔵之介「利かん坊で、やんちゃなイメージでしたが」 “息子”上田竜也へのイメージ変化

中世ヨーロッパの衣装で熱演する佐々木蔵之介（左）と上田竜也

　俳優の佐々木蔵之介（５６）が５日、主演舞台「破門フェデリコ～くたばれ！十字軍～」（東京・ＰＡＲＣＯ劇場、６日～９月１日まで）の初日直前会見を行った。共演のＫＡＴ―ＴＵＮの上田竜也（４０）らも出席した。

　実の息子・ハインリヒ（上田）だけでなく、全世界を敵にしても、中世のキリスト教とイスラム教の戦争を平和的に解決しようとした、“異端児”皇帝フェデリコ（佐々木）の物語。

　佐々木は「７月１日から稽古して来て、いよいよ本番。舞台に立てる安心感もあります」と胸を高鳴らせた。初共演の上田に関しては「利かん坊で、やんちゃなイメージでしたが、ものすごく素直に人のアドバイスなどを聞く。まじめにやるなぁと。もともと大きな舞台に立って表現されているので、感情の爆発のさせ方や楽しみ方を分かってくれている」と感心していた。

　これに上田は「佐々木さんは、すばらしい芝居力で、改めて存在感に圧倒された。気づかいもすごくて、芝居へのアドバイスもきっちりと言ってくださる。信頼して付いていっています」。確執ある親子役だが「稽古中もあまり話さず稽古していくのかなと思ったら、佐々木さんの差し入れがすごくて。仲良くさせてもらってます。完全に餌付けされました」と笑わせた。