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フェンシング金メダル効果抜群 子どもの体験申し込みが急増 習い事にも最適

スポーツ報知 / 2024年8月6日 6時15分

将来の金メダル目指してフェンシングを学ぶ子どもたち(リッツフェンシングアカデミー提供)

 4日(日本時間5日)に男子フルーレ団体が金メダルを獲得し、パリ五輪で5つ目のメダルを獲得したフェンシングの日本代表。メダルラッシュの活躍に、競技熱が急激に高まっている。東京・墨田区と府中市に2店舗を構える「リッツフェンシングアカデミー」代表の川村聡さん(55)は5日、スポーツ報知の取材に「体験申し込みが急増している」と明かした。

 「騎士になるのは君だ。」をキャッチフレーズに、4歳~高校生まで2店舗計約150人の生徒が通う同教室。これまでは日に1件あるかないかだった無料体験への問い合わせが、序盤の7月28日に男子エペで加納虹輝(26)が金メダルを獲得したこともあり、日を追うごとに増加した。川村さんによると「今は一日に十数件の問い合わせがある」という。

 教室に訪れるのは、五輪を見て「子どもに競技をやらせたい」という親と「剣で戦うのがかっこいいからやってみたい」という子どもの双方の意思が一致した生徒がほとんど。礼に始まり礼に終わる紳士のスポーツでもあることから、習い事にも最適だ。無料体験は3~15歳頃までの子どもを対象に行っており、手ぶらで参加できる。

 「以前何百人かにアンケートを取ったところ、競技そのものを知っている人は90%を超えたのですが、実際に体験したことがある人は、そのうちの2%ぐらいしかいなかった」と川村さん。それだけに、無料体験への申し込み増加は「ようやく魅力が伝わり、理想の形になってきたと思う」と喜んでいる。

 今回、男子団体で金に輝いたフルーレは「一番基礎的な構えや動きをする。小学校入学前から低学年の子どもたちがまずやる種目」という。フェンシングを始める子どもたちにとって、金メダリストと同じ種目を出来る喜びは計り知れない。川村さんは「選手が帰国して様々なメディアに出るようになったら、さらに注目が集まる。入会の問い合わせのピークは多分9月ぐらいだと思います」と未来の金メダリスト候補生のますますの増加を期待している。(瀬戸 花音)

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