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「次はないようにしたい」巨人・山崎伊織が誓った“ノーモア早期降板”…9連戦初戦の6日広島戦で先発

スポーツ報知 / 2024年8月6日 5時10分

キャッチボールで調整する山崎伊(カメラ・佐々木 清勝)

 巨人の山崎伊織投手(25)が5日、チームに流れを呼ぶ白星を誓った。6日の広島戦(東京D)から、ヤマ場の9連戦が始まる。首位攻防3連戦の先陣を託された右腕だが、前回登板の7月30日の阪神戦(甲子園)では、5回1失点と長い回を投げられなかった責任を痛感。「次はないようにしたい」と“ノーモア早期降板”を宣言した。

 強い責任と覚悟を胸に、山崎伊がマウンドに立つ。6日の広島戦で8勝目を目指して先発する右腕は「負けられないと思うので、精いっぱい頑張りたい。9連戦の最初なので、先発としてしっかりしたいです」。広島、中日、阪神とそれぞれ3連戦となる8月の“ヤマ場”。託された初戦を勝利し、勢いをつけることを誓った。

 1差で追う首位に肉薄する。背番号19は広島戦は今季1登板のみで0勝0敗だが、防御率はチーム別ワーストの2・84となっている。「4位だろうが5位のチームだろうが抑えないといけないことには変わりない」と言いながら「それでも優勝するには上のチームを倒さないといけない」とリーグ優勝を勝ち取る上で重要な一戦の重みを感じている。

 同じ過ちは繰り返さない。前回登板となった7月30日の阪神戦では、5回1失点で敗戦投手に。援護にも恵まれなかったが、それ以上に毎回となる9安打を浴びるなど内容は不安定。81球と球数がかさんだことで長い回を投げ抜けなかった自身に矛先を向けた。「前は僕が5回で降りてしまって、という流れから、3つ相手にも勢いをつけてしまったのもある」。当時、球宴を挟んで5連勝中だった勢いは止まり、山崎伊、グリフィン、戸郷の“ガチンコ”で組み替えたローテで3タテを許した。

 カード頭の責任を痛感した右腕はきっぱり言った。「次はないようにしたい。僕からしっかりと水曜、木曜、金曜…とつなげられるような投球がしたいと思います」。7日のグリフィン、8日の戸郷と一気に奪首への流れを呼び込む快投を自らに義務づけた。「あれだけヒットを打たれているのは何か(原因が)ある。間合いとか、投げる以外の部分も考えながら次にいこうと思っています」と持ち味の投球術で、修正を図る。

 5日はG球場でキャッチボールや短距離ダッシュなどで調整した。リーグ戦も残りは45試合。山崎伊、グリフィン、戸郷は広島戦の後、それぞれ中5日で阪神戦へ回る算段だが、まずは首位たたきに集中して全力を注ぐ。「自分の中では内容自体、いい試合って少ないと思う。その中ではまずまず粘れてはいると思うので、続けていきたい」。先発ローテの柱の一角として、背番号19が優勝への扉をこじ開ける。(水上 智恵)

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