【阪神】川藤幸三ＯＢ会長が好調攻撃陣を“川藤節”で激励「これぐらいやって当たり前やろがい」

サントリー・ドリームマッチに参加した川藤会長（左）とランディ・バース氏（カメラ・堺　恒志）

　阪神の川藤幸三ＯＢ会長が５日、後半戦に入り好調を維持する攻撃陣を“川藤節”で激励した。特に１０戦連続打点の森下、１３戦連続安打＆７戦連続複数安打の佐藤輝が無双中。「それは前半あまりにも悪かったからな。これぐらいはお前、やって当たり前やろがい。あのまま、つぶれてしまったでは意味あらへん。何のために連覇、連覇で叫んできたか分からへんからな」とさらなる奮起を促した。

　阪神は首位・広島に１・５ゲーム差の３位。６日・ヤクルト戦（神宮）から９連戦が始まる。ＯＢ会長は「まだまだ暑い夏が続くんやから、投手陣のへばりが一番怖いとこやからな。明日からまた空（屋外球場）やろ？　自然の中やから、だから明日から３つ。油断せずに、普通にやれば何とかなるでしょう」と話した。また、ＯＢ会長の後任については「関係あらへんやないかいそんなもん。お前ら勝手に書け。嫌でも１１月になったら分かることですから」と明かさなかった。

　川藤会長はこの日、東京ドームで開催されたプロ野球ＯＢによる夢の球宴「サントリー　ドリームマッチ２０２４」に参加。ザ・プレミアム・モルツ球団の走塁コーチを務め、試合前はマイクパフォーマンスで盛り上げた。