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松山英樹、28年ロス大会出場明言は「喜びよりも、金メダルを逃した悔しさの方が大きかったんでしょう」…大学恩師が祝福

スポーツ報知 / 2024年8月5日 22時45分

銅メダルを獲得した松山英樹(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第10日 ▽ゴルフ(4日=最終日、ル・ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)

 4日に男子の最終ラウンドが行われ、3打差4位から出た松山英樹(32)=LEXUS=が、銅メダルをつかんだ。ゴルフ男子では初の表彰台。6バーディー、ボギーなしの65で回り、通算17アンダーとし、プレーオフで敗れて4位だった東京五輪の悔しさを晴らした。28年ロサンゼルス五輪に向けても「絶対に出たい」と意欲。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)が62の19アンダーで金メダル。中島啓太(24)=フリー=は3オーバーで49位だった。

 松山の恩師・東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督(62)が5日、銅メダル獲得をたたえ、まな弟子の思いやその背景を明かした。

 4日深夜にテレビ観戦。銅メダルが決まると「おめでとう」とLINEした。松山からは「ありがとうございます」などと返信が届いた。ツアーと違い賞金はなく「名誉と価値観のために出ました」と証言する。

 2月の米ツアーで優勝し、6月に五輪出場を決断。「体の状態も見極め、メダルを取れる手応えを感じた」と背景を明かした。東京五輪は4位で「女子は稲見さんが銀を取って盛り上がった」と悔しさを募らせていた。「五輪はゴルフの枠を超え、多くの人に注目していただける。後継者に出て来てほしい、という意味でメダルへの思いは強かった」と胸中を代弁した。

 用意周到で慎重なまな弟子。28年ロス五輪出場を即明言したことに驚いた。「喜びよりも、金メダルを逃した悔しさの方が大きかったんでしょう」。松山の特徴は大学時代から変わらない。「日々成長することを考えている。もう米ツアー、ロス五輪に切り替えていますよ」。世界一への飽くなき挑戦は続く。(榎本 友一)

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