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バレー男子日本 リベロ・山本智大、イタリアに惜敗で悔しさ「オリンピックで勝つ難しさを感じた」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月5日 23時52分

◆パリ五輪 第11日 ▽バレーボール男子準々決勝 日本2―3イタリア(5日・パリ南アリーナ)

 決勝トーナメント初戦となる準々決勝が行われ、日本はイタリアにフルセットで敗れ、2大会連続で8強で敗退となった。目標に掲げてきた1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダルの夢は破れた。試合後、主将の石川祐希は「僕が最後に一本決められずにこういう結果に。非常に責任を感じている」と振り返った。また、イタリア選手と抱き合った高橋藍は、涙を見せた。

 リベロの山本智大は試合後、「3セット目のあと1点というとこで取れなかったり、そのあとの4セット目、5セット目に自分たちが取るべき点で取れなかったことが、敗因かなと思う。改めてオリンピックで勝つ難しさを感じた」と惜敗を振り返った。イタリア戦では体を張ったレシーブでピンチを救う場面もあった。

 2019年から代表で活動する山本。パリ五輪に向けて進んできた日本男子を「メダルを狙っていけるチームだという風に信じていた。ここに向かって全員がやってきたので、非常に悔しい思いはあるんですけど、いい方向に男子バレーが向いていければいいかなっていう風に感じた」と成長を実感。パリ五輪を最後に退任するブラン監督へは「ブラン監督にも評価されてやってきたので、いろんな思いがこみ上げてきた。最後にメダルをかけてあげられなかった」と感謝の気持ちと悔しさをのぞかせた。

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