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石川、高橋藍、西田…「完全に流れは日本だった」勝負を分けた第3セットを元監督・植田辰哉氏が解説…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月6日 1時2分

試合に敗れた日本チーム(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第11日 ▽バレーボール男子準々決勝 日本2-3イタリア(5日、パリ南アリーナ) 

 だれも責められない。日本は本当によくやった。1次リーグで調子が上がらなかった石川が第1セットからフル回転、高橋藍、西田のサーブ、スパイク、リベロの山本もスーパーレシーブを連発、完全に流れは日本だった。

 勝負を分けたのは第3セットだ。日本は24―21とマッチポイントを迎えながら、イタリアのジャネッリのサーブで崩され、リズムが狂った。石川のスパイクミス、サービスエース、西田がブロックされるなどで一気に逆転されたのが痛かった。勝ちを意識してしまったように見えた。第4セットからは、サーブレシーブが乱れ、相手のブロックのプレッシャーに押されていた。3―0で勝ち切らないといけない試合だった。

 イタリアのリーグ、セリエAは世界一のリーグだ。クオリティーの高いプレーを彼らは経験し、代表に選出されている。0―2から大逆転できるのは、その層の厚さだと思う。日本は石川、高橋藍らがセリエAでキャリアを積み、その力を日本にもた辰哉、チームを強くしてきた。だが日本も強化システムを考える時期に来ている。この秋から始まるSVリーグが世界最高峰に近づいていかないと、個人だけで頑張ってもレベルの底上げはできない。(08年北京五輪男子代表監督・植田辰哉)

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