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パリ五輪第11日まとめ…バレー男子がまさかの逆転負けで敗退、体操種目別で岡慎之助が金&銅の快挙…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月6日 6時8分

イタリアに逆転負け、高橋藍(右)は悔し涙(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第11日(5日)

 バレーボール男子がまさかの結末で敗退した。決勝トーナメント初戦の準々決勝で、日本はイタリアに第3セットで24―21とマッチポイントを奪いながら、3セット連続で失い2―3とまさかの大逆転負け。2大会連続の8強敗退で4位だった1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりの五輪4強入りはならなかった。

 体操は種目別の決勝が行われ、男子団体&個人総合2冠の岡慎之助(徳洲会)が平行棒で銅メダル、鉄棒で金メダルを獲得した。種目別平行棒の銅は日本のメダル数としては夏冬合わせて通算600個目。岡は1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来、52年ぶりに日本男子3冠の偉業達成。体操で五輪1大会4個のメダルは、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来40年ぶりの快挙となった。谷川航(セントラルスポーツ)は平行棒で6位、杉野正尭(徳洲会)は、鉄棒で落下が響き7位だった。

 卓球・女子団体の1回戦で日本はポーランドに3-0で勝ち、準々決勝に進出した。ともに24歳の早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)、16歳の張本美和(木下グループ)という若き布陣で臨み、チームに1勝目をもたらした。男子団体の1回戦で日本はオーストラリアに3-0で快勝し、準々決勝に進出した。日本男子は戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組のダブルスが1勝を挙げると、続くシングルスに、エースで世界9位の張本智和(智和企画)を投入してストレート勝ちした。

 陸上では男子3000メートル障害予選で、21年東京五輪7位入賞の三浦龍司(スバル)が2大会連続の決勝進出を決めた。スタートから終始、通過ラインの5位以内をキープし、余裕を持ったレース内容で自身が持つ8分9秒91に迫る好タイムでゴールした。青木涼真(ホンダ)は8着で決勝進出を逃した。男子200メートル予選で鵜沢飛羽(筑波大)は6組3着となり、各組の上位3着が進める準決勝進出を決めた。上山紘輝(住友電工)は2組6着、飯塚翔太(ミズノ)は4組5着で現地時間6日に行われる敗者復活レースにまわった。

 レスリングは男子グレコローマンスタイル60キロ級準決勝で21年東京五輪銀メダリストの文田健一郎(ミキハウス)が決勝に進出した。準決勝で世界選手権2連覇中のジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)を4―3で下し、銀メダル以上が確定。女子68キロ級・尾崎野乃香(慶大)は準々決勝で敗れたが、尾崎に勝利したメーリム・ジュマナザロワ(キルギス)が決勝に進んだため、6日に行われる敗者復活戦への権利を手にし銅メダル獲得の可能性がつながった。

 スポーツクライミング男子複合(ボルダーとリード)準決勝のボルダー種目が行われ、17歳の安楽宙斗(JSOL)が1位、2021年東京五輪4位の楢崎智亜は2位で7日のリード種目に進んだ。

 アーティスティックスイミング(AS)のチーム・テクニカルルーティンで、日本がサプライズ発進となった。演技直後は253・667点で6位となったが、その後、中島貴子ヘッドコーチが採点について審判団へ抗議し、認められて得点が284・9017点に大幅アップして3位に。ASの新ルールで初めて迎えた五輪は、混乱の幕開けとなった。

 ビーチバレー女子の決勝トーナメント1回戦で、日本勢で唯一出場した長谷川暁子(NTTコムウェア)、石井美樹(湘南RIGASSOク)組は0―2でシウバラモス、サントスリスボア組(ブラジル)にストレート負けし敗退した。

 日本のメダル獲得は10日連続となった。

 また陸上男子棒高跳び決勝でスウェーデンのアルマント・デュプランティスが自身が持つ6メートル24センチの世界記録を1センチ更新する6メートル25センチで金メダルを獲得した。

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