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【甲子園】智弁和歌山・中谷仁監督、霞ケ浦・高橋祐二監督が対談 中谷監督「毎年いい投手がいる印象」2年生エース・市村才樹を警戒

スポーツ報知 / 2024年8月6日 14時52分

対談した智弁和歌山・中谷監督(左)と霞ヶ浦・高橋監督(カメラ・朝田 秀司)

◆第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕・甲子園)

 開会式のリハーサルが6日、甲子園球場で行われた。第7日第3試合で対戦する霞ケ浦(茨木)の高橋祐二監督と、智弁和歌山の中谷仁監督が対談し、約10分間、互いのチームの印象などを話し合った。

 春夏通じて4度目の出場で聖地初勝利を目指す霞ケ浦の指揮官は「毎年強打のイメージに加え、大会結果だけしか見ていないが決勝までは全試合完封。投手力も高く、好守にわたって強豪」。2年生エース・渡辺颯人をはじめ140キロ超えが5人いる投手陣に加え、大会全5試合中4試合でコールド勝ちを収めている打線を注意した。一方、中谷監督は「毎年いい投手がいる印象。今年も市村君をはじめ好投手がいるのでやはりというイメージです」と、こちらも全6試合を3点以内に抑える安定した投手陣のなかで、2年生左腕・市村才樹の名前を挙げて警戒を強めた。

 甲子園開場100周年で迎える今大会へは「何回来ても素晴らしい場所。ここで野球ができることに喜びと伝統を感じながら思い切ってやりたい」と話した高橋監督。高校時代に選手としてプレー経験がある中谷監督も「45歳の僕が物心がついた時から(甲子園は)聖地と言われていた。自分が生まれる何十年も前から続いている高校野球で今年、この夏、この場所に立てることを本当に幸せを感じて戦いたい」と甲子園への特別な思いを口にした。

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