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田中希実が号泣「いろんな人の生きた証を私の走りで証明したかった」 敗者復活ラウンドへ…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月6日 17時41分

◆パリ五輪 第12日 ▽陸上(6日、フランス競技場)

 女子1500メートル予選で2021年東京五輪8位入賞の田中希実(ニューバランス)は、4分4秒28の予選1組11着で、準決勝進出は決められなかった。田中は出だしからトップに立つと、ハイペースで集団を引っ張ったが、ラスト1周、残り200メートル付近で、バランスを崩し、後退。順位を大きく落としてゴールした。敗者復活ラウンドに回る。

 レース後に、涙ながらに中継局のインタビューに答えた。

 ―スタートから積極的に行った。

 「途中までは日本記録も更新できるようなペースで進んでいたけど、ラストはいい位置が取れなくて、あそこで押し負けてしまったことが敗因」

 ―どういったレースプランで今日は入った。

 「せめて日本記録を出すっていうことを目標に走りました」

 ―パリ五輪2種目目、どんな思いでスタートラインに立った。

 「私1人のレースじゃなくて、今まで支えてくれた多くの人と一緒に走るような気持ちで走りました」

 ―5000メートルが終わってからの気持ちの立て直し。

 「最初はやっぱり目標がどうしても見つからなくて。2種目でチャレンジするっていうことを目標にやってきたので。1500メートルはやっぱり世界の壁も厚いし、どういう風に気持ちを立て直せばいいのか自分では分からなかった。それでもやっぱり時間がたつにつれて、これは自分だけのレースじゃなくて、多くの人の人生が集結した、私の今までの人生だったと思うので。だからこそ、いろんな人の生きた証っていうのを、私の走りで、証明がしたかったが、やはりラストに気持ちが切れたような走りになってしまっていたんじゃないかっていうのが、すごく申し訳ない。…駆け抜けられたんですけど…ここでは絶対に終わらないです」

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