【巨人】桑田２軍監督「新しい自分を作り上げる作業が大事」中川皓太の新球挑戦を後押し…２軍ヤクルト戦

桑田真澄２軍監督

◆イースタン・リーグ　ヤクルト４×―３巨人（６日・戸田）

　巨人の中川皓太投手が、イースタン・ヤクルト戦で２軍降格後初登板。１回をわずか５球で無安打無失点に封じ、新たに習得を目指すフォークでも内野ゴロを奪った。３―３の同点で迎えた８回から登板。フェリペ、鈴木はともに初球の直球で詰まらせて遊飛と右飛に封じると、三ツ俣に対しては１ストライクから１３８キロのフォークを２球続け、芯を外して遊ゴロに打ち取った。

　試合後、桑田２軍監督は「新しいことに挑戦してみよう」と助言を送っていたことを明かし、「やはり過去には戻れないので、どんどんと新しい自分を見つけて、新しい自分を作り上げる作業が大事だと思う。２軍にいる時間を有意義な時間にして、自信になるものを携えて１軍に上がってもらいたい」と願った。

　中川は７月３０日からの阪神３連戦（甲子園）で２試合に登板し、７月３０日は１イニングを３失点、８月１日は１イニングを２失点と結果を残せず、今月２日に出場選手登録を抹消されていた。