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杉良太郎 ベトナムの世界遺産・ホイアン市を8年ぶりに訪問 日本橋修復落成式に出席「大変うれしい」

スポーツ報知 / 2024年8月7日 4時0分

ホイアン市内をシクロに乗って移動する杉良太郎(カメラ・加茂 伸太郎)

 【ハノイ(ベトナム)6日=加茂伸太郎】元日越・越日特別大使で歌手・俳優の杉良太郎(79)が、このほどクアンナム省の世界遺産・ホイアン旧市街を訪れ、観光名所・日本橋(来遠橋)修復落成式に出席した。同市には8年ぶりの訪問となったが、26年に及ぶ交流の功績がたたえられた。自身が陣頭指揮する「ベトナム国民の命と健康を守る」プロジェクトも始動。ハノイ市内でトー・ラム書記長兼国家主席らに成果を伝えた。

 ベトナム中部に位置し、16世紀から17世紀にかけて国際貿易都市として栄えた世界遺産・ホイアン。3日に同所を訪れた杉は、強烈な夏の日差しが注ぐ中、修復工事を終えたばかりの日本橋を、一歩一歩踏みしめていった。

 「26年前(初めて)日本橋にやってまいりまして、歴史ある建造物を拝見して、心を打たれました。完成された日本橋を(再び)拝見することができ、お喜び申し上げますと共に、私も大変うれしいです」

 1998年10月、ホイアン市内で日越の民間交流を目的とした「第1回ホアビン祭り」を企画。同市とはそれ以来、交流を続けてきた。これまでホイアン人民委員会に、遺跡保存修復費1万ドル(当時のレートで1ドル116~136円)や医療対策用の救急車1台、こいのぼり、ひな人形各2セットを寄付。日本人街に江戸風鈴100個を寄贈している。

 自転車タクシーのシクロに乗り、当時を回顧。「日本人街の一軒一軒に風鈴、ちょうちんをつるしていったんだよ。発展というのかな、ズラリとお店が並んで(98年当時と比べると)違う街になっちゃったね」と少し驚いた様子。「日本人は歩くのが速いといわれるけど、当時のベトナムはこれ(シクロ)ぐらい、のんびりとしたテンポ感だったんだな。ゆったりとした風を受けながら」と懐かしんだ。

 1593年に建設され、日本人街と中国人街を結ぶ橋だったとされる日本橋。その橋を眺めながら、35年にわたる日越の“架け橋”としての活動に、更なる意欲を見せていた。

 〇…杉はハノイ市内郊外のバックラー孤児院、グエン・ディン・チェウ盲学校も訪問。1989年にハノイ歌劇場でチャリティー公演を開催して以来、35年間、同所に支援金寄付、文具寄贈を行っているが、孤児院では現在236人の里親でもある。子供たちに向けて「一回でも多く会いに行くからね。弱い人の力になってあげてほしい」と激励。盲学校では「目が見えないことは大変だけど、努力すれば幸せが待っているから。しっかりと勉強するんだよ」と呼びかけた。

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