体操・岡慎之助、３冠に「ヤバいことしちゃった」報奨金総額１７７０万円の使い道は控えめ「個室サウナに行きたい」

獲得した４つのメダルを持つ岡慎之助（カメラ・岩田　大補）

　パリ五輪の体操男子で５２年ぶり３冠含む４個のメダルを獲得した岡慎之助（徳洲会）が６日、快挙から一夜明けてパリ市内で会見した。

　競技日程１０日間を通し、団体で金、個人総合で金、種目別鉄棒で金、平行棒で銅メダルを獲得。昨晩は「お兄ちゃんたち」と慕う日本代表メンバーと“祝勝会”をしたそうで「おいしいものを食べれた。団体金メダルをまず祝して、みんなで『お疲れさまでした～！』ってお祝いできた。（みんなには）『ヤバいよ』しか言われなかった。本当にヤバいことしちゃったんだなと思いましたね」とにこやかに笑った。

　今、やりたいことを問われると「美味しいもの食べたいです」。二郎系ラーメンが好きで「それは食べたいっすね。二郎系。寿司とか焼き肉も食べたいです」。規定通りなら報奨金はＪＯＣ（日本オリンピック委員会）と日本体操協会から総額１７７０万円。「サウナが好きなので、個室サウナに行きたい（笑い）」と控えめだった。

　次の２８年ロス五輪に向けても「３冠」を宣言。「今回は個人総合でも、中国選手がミスを出さなかったら金メダルには届いていなかったと思う。新しい技をどんどん入れて、そこで美しさを磨きながら、ロスに向けて頑張りたいと思います」と意気込んだ。