レスリング須崎優衣の涙での「申し訳ない」謝罪に「選手を謝らせる世界をなくすことを考えようよ」の声…パリ五輪

初戦で敗れ、下を向く須崎優衣（右＝ＡＰ）

◆パリ五輪　第１２日　▽レスリング（６日、シャンドマルス・アリーナ）

　女子５０キロ級で、東京五輪金メダリストの須崎優衣（キッツ）が初戦でビネシュ（インド）に２―３で敗れる波乱があった。

　レスリングは東京五輪金メダリスト男女５人のうち、今大会も代表となり連覇への挑戦権を手にしたのは須崎１人だけだった。

　東京五輪で圧倒的な強さを見せて金メダルに輝いた絶対王者の残り３秒大逆転負けでの初戦敗退にネットも震撼。　「須崎選手が１回戦で負けるなんて…」、「うそでしょ！？須崎優衣１回戦で負けた」、「マジか…無念…これがオリンピックか」、「嘘だろ？！？！？！？！？！須崎が…」などの驚きの声が集まった。

　また、敗北直後のインタビューでの須崎の泣きながらの「本当に申し訳ない気持ちです。みんなの努力も無駄にしてしまったので、本当に申し訳ない気持ちです」という言葉にネットももらい泣き。

　「優衣ちゃん、申し訳ないって何度も言ってるのが辛い…。自分が一番頑張ったし辛いんやから、申し訳ないなんて思わないでほしい」、「皆さんの努力も無駄にしてしまったって、この状況下、こんな謙虚な台詞言える日本人てすごくない？」、「別に須崎選手が悪いわけじゃない。少しでも、前を向いて欲しいな。まだ、終わりじゃない」、「須崎選手　申し訳ない、申し訳ないって謝らなくていいよー」、「これだけのアスリート。褒めこそすれ誰も責めない。選手を謝らせる世界をなくすことを考えようよ　それは観てる我々にも責任があること」など様々な声が集まった。