野中生萌は７位発進「リードも全力以上のものを」 ２大会連続メダルへ

◆パリ五輪　第１２日　▽スポーツクライミング（６日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場）

　女子複合は６日、準決勝のボルダー種目が行われ、東京大会銀メダリストの野中生萌（みほう）は７位、初出場の森秋彩（あい）は１１位で、８日のリード種目に駒を進めた。

　野中は最初の２課題を連続完登でスタートし、「いいスタートが切れた」と振り返った。体のコンディションも良好。「男子を見ていても、最初から難しい課題が出てくることはなんとなく想定していたので、最初から力強くいけた」と笑顔を見せた。

　８日のリードに向けて「リードのポイントもファイナルにつながってくるので、ここで気を抜かずに、リードもしっかりと全力以上のものを出して頑張りたい」と意気込んだ。

　ボルダーとリードの合計ポイントで、８人の決勝進出者が決まる。