ディーン元気、４３センチ差で決勝進出ならず「もちろんロス（五輪）も目指してやります」…パリ五輪

◆パリ五輪　第１２日　▽陸上（６日、フランス競技場）

　【パリ（６日）＝手島　莉子】男子やり投げ予選１組で、１２年ロンドン五輪以来１２年ぶりの出場となったディーン元気（ミズノ）は８２メートル４８の今シーズンベストをマークした。しかし２組目の結果で全体１３位となり、上位１２人が進める決勝には届かなかった。１２位とは４３センチ差だった。

　早大３年時にロンドン五輪に出場し日本勢で２８年ぶりに決勝に進出したが、決勝では１０位。以降はけがが続いたが２０年から徐々に復帰し、２２、２３年は世界選手権に出場と世界舞台に帰ってきた。今回の五輪は、日本勢初となる３大会ぶりの五輪カムバックだった。「もちろん、（２８年）ロス（五輪）も目指してやります。ただ、今よりもっとアグレッシブというか賢く投げられるような選手になっていかないといけない」と話した。