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平井伯昌コーチ リーダー不在、準備不足の競泳首脳陣に苦言「組織が、今じゃ無理だと」上野広治元監督の再登板に言及「色々継承していくのがいい」

スポーツ報知 / 2024年8月6日 23時18分

帰国後に会見した平井コーチ

 パリ五輪に出場した競泳日本代表が6日、羽田空港に帰国した。競泳ニッポンは今回、初出場で男子400メートル個人メドレー2位の松下知之(東洋大)が獲得した銀メダル1個に終わり、目標に掲げていた金を含む複数メダルに遠く及ばず。松下を指導する平井伯昌コーチが取材に応じ「始まる前から厳しい戦いになるかなと思ったが、序盤で松下君が銀メダル取ってくれた。その点で全体の成績としては安心したところがあったが、もう少し実力者が力を発揮すれば違う成績になったかなと」と振り返った。

 メダル1個は2000年代では最少、1996年アトランタ大会の0個以来となる結果。日本は21年東京五輪でメダル3個(金2、銀1個)に終わって以降、世界大会で不振が続いている。自己記録を更新したのは松下だけという厳しい現実も。平井氏は、特に組織力に言及し「大改革しないと。選手の才能、それは変わらないものだから。組織力だったり、コーチングの方とかはもう一度改めないと。特に組織の方が、ちょっと今じゃ無理だっていう感じがします」と指摘した。

 昨年の世界選手権(福岡)では、リレーメンバーの選考をめぐりチーム内でもめるなど、現場を統括する人材が不足。パリ五輪も、チーム力強化や事前の情報収集、選手とのコミュニケーション面で不足が目立った。平井氏は、自身がヘッドコーチ時代に競泳委員長も務めていた上野広治元日本水連副会長の名前を挙げ「中期的にもう一度、以前の体制に戻して。長期的にはそこに若い補佐をつけて、色々と継承していくのがいいんじゃないかなと」と見解を述べた。

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