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卓球・戸上隼輔「2点取って俺が主役だ!」単複2勝で貢献 3大会連続メダル王手…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月7日 2時31分

◆パリ五輪第12日 ▽卓球 男子団体(6日、パリ南アリーナ)

 準々決勝が行われ、世界ランク4位の日本は同5位の台湾を3―1で下し、3大会連続のメダル獲得に王手をかけた。日本は2016年リオデジャネイロ大会の銀、21年東京大会では銅メダルを獲得している。2大会ぶりの決勝進出をかけて、日本時間8日に準決勝のスウェーデン戦に臨む。

 第1試合のダブルスは戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組で臨み、43歳の荘智淵(そう・ちえん)、19歳の高承叡(こう・しょうえい)組を3―0で下した。第2試合のシングルスは張本智和(智和企画)が林イン儒(りん・いんじゅ)に2―3で敗れたが、第3試合は戸上、第4試合は張本がいずれもストレートで勝った。

 単複2勝で貢献した戸上はオーダーを聞いて「おいし過ぎるでしょう! 3―0で最後自分が勝つことも、1―1も想定していた」とし、「きのう(の初戦)は篠塚選手が2点を取って主役となったんですけど、きょうは2点取って『俺が主役だ』ということをみんなにアピールできたかなと思います。1番は最も重要なポイントになると思っていたので、篠塚選手とコミュニケーションを取れた。3番は苦しい試合になると思ったけど、2番で張本選手がいい試合をしてくれて、緊張を背負うことなくできた」と笑顔で振り返った。

 田勢邦史・男子代表監督からは、第3試合に向かう時に「自分を信じて」「大丈夫」と言われて送り出された。19歳の高に対して持ち前のフォアハンドドライブがさく裂し、相手のサーブに対しても、チキータレシーブで得点を挙げた。最後の得点を挙げると、両手を突き上げて雄たけび。観客に歓声をあおり、チームを勢いづけた。指揮官も「智和が(2番で)負けて、戸上はどうかなと思ったんですけど、1対1の3番で、3―0ですから」と、完勝ぶりに感心していた。

 次戦は8日に準決勝。「ダブルスが一番大事なポイントになってくると思うので、きょう同様に篠塚選手とコミュニケーションを取って臨めたらいいと思います」とメダル獲得へ、闘魂を燃やした。

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