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文田健一郎、グレコで日本勢40年ぶり金「声援を送ってくれた人の思いを、胸の国旗にしまって戦えた」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月7日 3時30分

優勝した文田健一郎(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第12日 ▽レスリング(6日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子グレコローマンスタイル60キロ級で21年東京五輪銀メダリストの文田健一郎(ミキハウス)が初の金メダルに輝いた。決勝で曹利国(中国)を4―1で下した。日本勢のグレコローマンスタイルでは1984年のロサンゼルス五輪の宮原厚次以来、40年ぶりの快挙となった。

 試合後、文田がテレビインタビューで喜びを語った。

 ―金メダル、おめでとうございます。今、どんな思いが?

 「一番は3年前の決勝のことを今すごく思い出します」

 ―あの涙から3年、どんな日々でした?

 「本当に紆余曲折あって、経験したことないような苦しい期間もあったりして、でもそれと同じくらい楽しいこともあって、トータルしてプラスが上回っていたので、今回優勝できたのかなと思います」

 ―スタンドにはご家族を含めたたくさんの応援団が。

 「全部背負って戦おうというのは決めてて、しっかりつかまってろよ、ってくらいの気持ちで、みんなの声援が(力になった)。それから日本にいて、ずっと声援を送ってくれている人の思いを、全部この胸の国旗にしまって戦えたので、それがすごい力になったと思います」

 ―日本グレコローマン、40年ぶりの金メダル。

 「僕が40年ぶりにすごいことをしたというより、率直に、40年間勝てなかったのは悔しいなという気持ちが大きくて、この一歩、もう一度40年ぶりに動き出した日本のグレコローマンがこのまま2歩、3歩って、もっと闊歩(かっぽ)していけるような、そんなメダルになったらいいと思います」

 ◆文田 健一郎(ふみた・けんいちろう)1995年12月18日、山梨県出身。28歳。ミキハウス所属。出場種目はレスリング・グレコローマンスタイル60キロ級。韮崎工、日体大卒。五輪は21年東京銀メダル。17、19年世界選手権金メダル。そり投げが得意で愛称は「猫レスラー」。168センチ。

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