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日本にゆかりの選手が大活躍! スケボーは金&銅、フィリピン男子初の金メダリストは日本のコーチに学んだ24歳…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月7日 11時15分

スケートボードの表彰台で並ぶ(左から)開心那、トルー、ブラウン(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第12日(6日)

 スケートボード女子パーク決勝が行われ、アリサ・トルー(オーストラリア)が金、開心那が銀、スカイ・ブラウン(英国)が銅メダルを獲得した。トルー、ブラウンはともに日本人の母を持ち、日本にゆかりのある選手が大活躍する結果となった。

 柔道女子57キロ級でも、日本にゆかりのある3選手が表彰台に立った。金メダルを獲得した長野県出身のカナダ代表・出口クリスタは、決勝で東京・江戸川区出身で韓国代表の許海実(早大4年)を下した。「(国籍の)選択を後悔したことは一度もない。カナダ代表として試合ができて良かった」と胸を張った。銅メダルの舟久保遥香(三井住友海上)と3人仲良く、今大会の恒例、表彰台での自撮りを撮影した。

 自転車BMXレース女子で金メダルを獲得した榊原爽(さや、24)は、父が英国出身で母が日本人。生まれ故郷のオーストラリア代表として出場した。ともに21年東京五輪出場を目指していた兄・魁さんは、20年2月のレース中に転倒し一時は昏睡(こんすい)状態に陥ったが、回復し今大会を現地で観戦。「彼と両親がここにいてくれたのは本当に特別なこと」と抱き合って喜びを共有した。

 日本人の指導を受けた選手も頂点に立った。カルロス・ユーロ(24)は体操男子種目別で床運動と跳馬の2つを制し、フィリピン初の男子金メダリストとなった。13歳の時に日本協会から派遣された釘宮宗大コーチと出会い、16年に親元を離れて来日。帝京大に通いながら、22年から個人3冠に輝いた岡慎之助らのいる徳洲会に所属し、「カロイ」の愛称で親しまれ、日本国内の競技会にも出場した。現在はフィリピンに拠点を移したが「心から『ありがとうございます』という言葉を届けたい。釘宮コーチがここまで成長させてくれた」と感謝は尽きなかった。

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