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アストロズの左腕バルデスが9回2死から打たれ2年連続2度目のノーヒッター逃す

スポーツ報知 / 2024年8月7日 11時42分

◆米大リーグ レンジャーズ2―4アストロズ(6日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)

 アストロズのフラムバー・バルデス投手が6日(日本時間7日)、敵地のレンジャーズ戦で9回2アウトから初安打(本塁打)を浴び、昨年8月1日ガーディアンズ戦に次いで自身2度目のノーヒッターを逃した。達成すれば史上40人目の複数回達成者になるところだった。

 バルデスは5回までパーフェクトで6回先頭ハイムのゴロを三塁手のブレグマンが一塁悪送球で出塁させたものの、次打者を三塁ゴロ併殺打、7回2死でセミエンに初四球を出すも後続を断っていた。

 9回先頭打者を2個目の四球で歩かせたが、再び次打者を三ゴロ併殺打。ところがあと1アウトになって隙がうまれたのか、1番スミスにフルカウントからこの日3個目の四球を出した。

 ここで過去4試合4本塁打しているシーガーが、バルデス107球目となった初球のスライダーを右翼席に叩き込んで不名誉記録を阻止。バルデスは首をふりながら“なんであそこに投げたんだ”という表情を見せながら、マウンドを降り、快挙も完封も完投も無くなった。

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