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【ボーイズリーグ】堺中央ボーイズ、3点差なんの!最終6回に逆転し大会初優勝

スポーツ報知 / 2024年8月7日 12時45分

エイジェックカップ日本少年野球選手権大会で初優勝し歓喜の堺中央ナイン

◆エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会 ▽小学生の部決勝 堺中央ボーイズ(大阪阪南支部) 7―6 広島安佐ボーイズ(広島県支部)(8月7日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 小学生の部決勝は、3点を追う堺中央ボーイズが、最終6回に4得点し逆転。大会初優勝を飾った。広島安佐ボーイズは、4回に打線がつながり、一時は逆転したが、最後に涙をのんだ。

 誰も諦めていなかった。3点ビハインドの6回だ。ここまで鳴りを潜めていた堺中央打線がつながった。先頭打者の瀬戸山、青山が連続安打。盗塁も絡めて無死二、三塁とすると、まずは石田の中犠飛で1点。相手失策で1点差と迫ると、1死三塁から奥井が「走者がいたので、強い打球を打ってかえそうと思った」とこの日3安打目となる中前適時打。ついに同点に追いついた。

 さらに1死三塁とし、打席には宮村主将。「みんながチャンスをつくってくれたし、ホームへかえそうと」。気持ちのこもった打球は左前への逆転打となった。土壇場で試合をひっくり返し、沸きに沸く堺中央ベンチとスタンド。その裏、リリーフ登板した金澤が無死二、三塁のピンチを背負ったが、そこから踏ん張り無失点で切り抜け、全国の頂点に立った。チームを引っ張った宮村は「理想的な攻撃ができた。春の全国大会でも優勝したい」と目を輝かせた

◇両チームスタメン

【堺中央】

1 三 奥井

2 捕 宮村

3 一 児玉

4 遊 金澤

5 投 梅津

6 左 瀬戸山

7 二 青山

8 右 木寺

9 中 宇都宮

【広島安佐】

1 投 荒谷

2 捕 後藤

3 三 大濱俊

4 二 宮地

5 左 新山

6 中 柿木

7 一 石丸

8 右 芳賀愛

9 遊 田村

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