ドジャースにアクシデント、クローザー候補が待望の今季初登板で負傷降板

◆米大リーグ　ドジャース―フィリーズ（６日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャースの右腕Ｂ・グラテロルが６日（日本時間７日）、フィリーズ戦の３番手で今季初登板したが、１イニングも投げずに負傷降板するアクシデントが起きた。

　０―１で迎えた６回に３番手で登板。先頭のハーパーを三飛に打ち取り、続くボームに右前打を打たれた。続くリアルミュートの打席で投球した際、右もも付近を押さえて動けなくなった。そのまま肩を支えられながらベンチに下がった。

　グラテロルは昨季６８試合に登板し、防御率１・２０の好成績を収めた。右肩を痛め開幕から負傷者リスト（ＩＬ）に入っており、この日が復帰戦。終盤戦のブルペンの救世主となり得る存在だったが。涙を流して悔しがっていた。

　グラテロル降板後はハニーウェルが緊急登板したが、３失点し、０－４とリードを広げられた。