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【甲子園】有田工が滋賀学園に開幕戦で敗れる 7失策に梅崎監督は悔しい表情「一番やってきたこと」

スポーツ報知 / 2024年8月7日 14時36分

3回、試合の様子を見る有田工・梅崎信司監督 (カメラ・岡野 将大)

◆第106回全国高校野球選手権大会第1日 ▽1回戦 有田工6―10滋賀学園(7日・甲子園)

 2年ぶり3度目の出場となる有田工が滋賀学園との開幕戦に臨み、6―10で敗れた。

 エース左腕・石永煌希(3年)は初回に3点を失うも、その後は粘りの投球で7回まで4失点。しかし、8回に安打と2つの失策から無死満塁にしたところで降板。バトンを受けた1年生左腕・田中来空が逆転を許した。試合を通して7失策と自慢の守備でミスが目立った。梅崎信司監督(44)は「一番やってきたこと。ここまで守備の乱れが出るのは非常に悔しい」と振り返った。

 打線は佐賀大会で無安打だった主将・前田壮梧遊撃手(3年)が2安打を放つなど13安打6得点。9回に2点を返すも及ばなかった。

 梅崎監督が聖地で指揮を執るのは2022年のセンバツ、同年の夏、今大会と3度目だが、初勝利とはならなかった。この日スタメン9人のうち5人が2年生。「2年生はだいぶ悔しかったと思う。なんとか次につなげてほしい」と今後に期待した。

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