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新種目の競歩リレーは川野将虎・岡田久美子ペアが8位入賞 高橋・柳井ペアは13位 初代金メダルはスペイン…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月7日 17時25分

◆パリ五輪 第13日 ▽陸上(7日、トロカデロ広場周回コース)

 新種目の「混合競歩リレー」で、日本勢は岡田久美子(富士通)、川野将虎(旭化成)組はが8位入賞でフィニッシュ。初代メダルに届かなかった。スペインのアルバロ・マルティンとマリア・ペレスのペアが2時間50分30秒で金メダルを獲得。初代王者に輝いた。51秒差の銀メダルはエクアドルのペア。銅メダルはオーストラリアのペアだった。

 男女1人ずつでチームを組み、マラソンの距離(42・195キロ)を男子(11・45キロ)、女子(10キロ)、男子(10キロ)、女子(10・745キロ)の順番でリレーして競われた。

 日本勢は川野、岡田ペア、高橋和生(ADワークスグループ)と柳井綾音(立命大)ペアの2組が新種目に出場した。

 男子の1区で川野はトップのドイツと1秒差の2位と好発進したが、女子の2区で岡田が10位に後退。男子の3区で川野が8位に再浮上し、女子の最終4区で岡田が総合2時間55分40秒の8位でゴールし、入賞を果たした。金メダルとは5分9秒差、銅メダルとは4分2秒差だった。

 高橋・柳井ペアは、1区で高橋が11位。2区で柳井が14位。3区で高橋が12位とつなぎ、柳井が総合2時間58分8秒の13位でレースを終えた。

 川野と岡田は五輪経験者。川野は21年東京五輪を最後に廃止された男子50キロ競歩で6位入賞した実績を持つ。岡田は16年リオ五輪、21年東京五輪に女子20キロ競歩に出場し、16位、15位だった。

 高橋と柳井は五輪初出場のコンビ。28歳で五輪初出場となる高橋は元野球少年。岩手の水沢リトルで、ドジャースの大谷翔平(30)の2学年下のチームメートだったという経歴を持つ。柳井は20歳の学生で伸び盛りの選手だ。

 岡田と柳井は、1日の女子20キロ競歩の出場を辞退し、競歩リレーに専念した。

 ◆川野 将虎(かわの・まさとら)1998年10月23日、宮崎・日向市生まれ。静岡・御殿場南高1年時に競歩を始める。17年に東洋大進学。50キロは19年全日本50キロ高畠大会で3時間36分45秒の日本新記録を樹立して初優勝。東京五輪6位入賞。22年オレゴン世界陸上は35キロ競歩銀メダル。名前の由来は、寅年生まれであることから。177センチ、60キロ。

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