3区終了で川野・岡田ペアが8位、高橋・柳井ペアは12位 パリ五輪新種目の競歩リレー
スポーツ報知 / 2024年8月7日 16時48分
◆パリ五輪 第13日 ▽陸上(7日、トロカデロ広場周回コース)
新種目の「混合競歩リレー」が定刻の午前7時30分(日本時間午後2時30分)にスタートした。男女1人ずつでチームを組み、マラソンの距離(42・195キロ)を男子(11・45キロ)、女子(10キロ)、男子(10キロ)、女子(10・745キロ)の順番でリレーして競う。
日本勢は川野将虎(旭化成)と岡田久美子(富士通)ペア、高橋和生(ADワークスグループ)と柳井綾音(立命大)ペアの2組が新種目に出場。
男子の1区で川野はトップのドイツと1秒差の2位と好発進したが、女子の2区で岡田はトップのオーストラリアと1分9秒差の10位に後退した。男子の3区で川野が8位に再浮上した。
高橋・柳井ペアは、1区で高橋がトップと32秒差の11位でリレー。2区の柳井はトップと2分22秒差の14位に後退した。3区の高橋が12位に浮上した。
川野と岡田は五輪経験者。川野は21年東京五輪を最後に廃止された男子50キロ競歩で6位入賞した実績を持つ。岡田は16年リオ五輪、21年東京五輪に女子20キロ競歩に出場し、16位、15位になった。
高橋と柳井は五輪初出場のコンビ。28歳で五輪初出場となる高橋は元野球少年。岩手の水沢リトルで、ドジャースの大谷翔平(30)の2学年下のチームメートだったという経歴を持つ。柳井は20歳の学生で伸び盛りの選手だ。
岡田と柳井は、1日の女子20キロ競歩の出場を辞退し、競歩リレーに専念した。
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