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【巨人】猛打賞の坂本勇人が「幻の満弾」 左翼ポール際へ大ファウル 打ち直しは三直併殺打に…

スポーツ報知 / 2024年8月7日 20時33分

7回1死満塁、大ファールを放つ坂本勇人(投手は床田寛樹) (カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(7日・東京ドーム)

 巨人の坂本勇人内野手がもう少しで満塁本塁打という左翼ポール際への大ファウルを放った。

 坂本は6回までの3打席で3安打を放ち、通算189度目の猛打賞をマーク。7回1死満塁で迎えた第4打席、初球を内角カットボールをとらえると、大きな打球が左翼ポール際へ。バットを振り切ったままの姿勢で坂本も打球の行方を見守ったが、惜しくも切れてファウルとなった。

 打ち直しとなった2球目、低めへのパームボールを拾うと、三塁へ鋭いライナーが。飛びついて捕球した広島・小園がそのまま三塁へグラブでタッチ。あわてて戻った三塁走者・ヘルナンデスも必死で三塁ベースへ手を伸ばしたが、間一髪のタイミングで併殺となった。阿部監督がリクエストしたが、判定は変わらなかった。

 結果的に追加点を奪えなかったが、今季は打席不振に苦しんでいる坂本の復調を感じさせる「幻の満塁弾」となった。

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