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【巨人】首位・広島と4時間半の死闘ドロー 一度は逆転許すも8回に丸が同点二塁打 延長12回ピンチで高橋礼も投入

スポーツ報知 / 2024年8月7日 22時31分

8回2死二塁、適時二塁打を放った丸佳浩) (カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 巨人3―3広島(7日・東京ドーム)

 巨人が首位・広島と今季主催試合で最長となる4時間30分の死闘で引き分けた。ゲーム差は変わらず2のまま。先発のグリフィン投手は7回まで12奪三振で無失点の好投をみせたが、8回に途中降板。2番手のケラー投手も打たれこの回3失点で逆転された。それでも、8回に丸佳浩外野手が起死回生の同点二塁打。その後は両チームとも、あと一本が出ず引き分けに終わった。

 巨人打線は2回1死、広島の先発・床田寛樹投手から大城卓三捕手が四球、坂本勇人内野手が中前打で続き一、二塁と先制のチャンス。2死となってからモンテス内野手が左前打を放ち、二塁から大城卓がホームを突いたが、判定はアウト。阿部慎之助監督からのリクエストでリプレイ検証となったが、判定は覆らず先取点はならなかった。

 グリフィンは4回、堂林翔太内野手に先頭で右翼線二塁打を許したが、4番・小園海斗内野手、末包昇大外野手、坂倉将吾捕手と3者連続でフォークで空振り三振を奪いピンチを脱した。

 巨人は4回に先取点。先頭の大城卓が左前打、坂本も2打席連続ヒットとなる左前打で続き無死一、二塁。岸田行倫捕手の投前への送りバントは二塁走者が三塁でアウトとなり失敗。1死一、二塁となってモンテスは、2打席連続安打となる中前打で今度は坂本が生還。今度は“本物のタイムリー”で貴重な先取点を挙げた。「チームが先制する絶好の場面でしたので、とにかくランナーをかえすことだけ考えて打席にたちました。先制できてよかったです」とモンテスは喜んだ。

 グリフィンの快投が続く中、6回に追加点。先頭の坂本が左翼線に“代名詞”の二塁打。坂本は3打席連続ヒットで、4安打を記録した5月22日の中日戦(東京ドーム)以来となる通算189度目の猛打賞となった。

 続く岸田が送りバント、モンテスが申告敬遠で1死一、三塁。ここで、グリフィンのスクイズバントは、捕手・坂倉が併殺を狙って二塁へ送球もワンバウンド、一塁への送球は悪送球となり、坂本が2点目のホームを踏んだ。

 7回は1死からヘルナンデス外野手が左前打、岡本和真内野手は中前打して一、二塁とチャンスを作り、代打・長野久義外野手が登場し、詰まりながらも右前打して満塁。3打席連続ヒットの坂本勇人内野手は特大のファウルの後、いい当たりの三直。ベースから離れていた三塁走者・ヘルナンデスがアウトとなり併殺でチャンスを逃した。

 だが巨人は8回、広島に逆転を許した。7回まで12奪三振と好調の先発・グリフィンは、先頭の菊池涼介内野手に三塁内野安打、1死から秋山翔吾外野手の中前打で一、二塁とされると、野間峻祥外野手に中前適時打を打たれ、1点を返された。ここでグリフィンは降板し、2番手でケラー投手が登板。3打席連続ヒットの堂林翔太内野手に四球で1死満塁とピンチが広がり、小園海斗内野手に右前タイムリーを打たれ、2人が帰り逆転された。

 

 その後、末包昇大外野手を空振り三振に抑えたところでケラーは降板。3番手で高梨雄平投手がマウンドにあがり、坂倉将吾捕手に右前打され2死満塁となったが、途中出場の二俣翔一内野手を二ゴロに打ち取り、踏ん張った。

 

 それでも、逆転された巨人が直後に追いついた。8回1死、広島の2番手・島内颯太郎投手から途中出場の門脇誠内野手が四球で出塁し、二塁盗塁。2死二塁となって3番手・塹江敦哉から、丸佳浩外野手が値千金の右中間二塁打を放ち、同点に追いついた。

 巨人は同点の9回の表、大勢投手が登板。3者連続三振に抑えた。9回裏に2死から若林楽人外野手が四球を選び、二盗に成功。坂本は申告敬遠で2死一、二塁となったが、ここで岸田行倫捕手は二ゴロに倒れた。

 延長戦に突入してからは、両チームとも好機を作るがあと一本が出ず。巨人は12回表2死一、二塁から、8番手で高橋礼投手を投入。1軍昇格後、初登板となったサブマリン右腕がピンチで堂林を二ゴロに仕留め、笑顔を見せた。

 

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