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渡部愛女流三段が勝ち越しで折り返し 女流名人リーグ

スポーツ報知 / 2024年8月7日 18時20分

女流名人リーグ5回戦で勝利した渡部愛女流三段

 岡田美術館杯第51期女流名人戦リーグ5回戦渡部愛女流三段対山根ことみ女流三段戦が7日、・将棋会館で行われ、渡部が勝利した。福間香奈女流名人への挑戦を10人で争う同リーグ(全9回戦)。渡部は3勝2敗で、山根は1勝4敗で折り返しとなった。

 同リーグにおいて、近年、挑戦者の資格を得る者のボーダーラインは2敗。挑戦の望みをつないでの折り返しに渡部は「落とした2局も結果は残念ですが自分なりに力は出せたと思っている。今期は自分の納得のいく将棋を指せているのかな」と充実の様子だ。

 前半5局で印象に残ってる対局には1回戦で黒星となった今井絢女流初段戦をあげた。「終盤が難しくて、互いにミスもあったと思う。ぎりぎりの戦いで、受ける手ができず差ができてしまった。反省点が多かった一局だった」

 残り4局は西山朋佳女流三冠、加藤桃子女流四段、大島綾華女流二段、内山あや女流初段。「前半3勝で折り返せたのはよかったんですけど、これから残っている相手も強敵しかいない。自分の準備をしっかりして、少しでも内容のよい将棋を指したい」と意気込む。

 最近の癒やしはサッカー観戦。平均すると月に1、2回ほどのペースでコンサドーレ札幌の応援に向かっているという。

 一方、本局に敗れた山根は1勝4敗で残留争いに。前半戦を振り返り、「星は負け越しなんで…ちょっと苦戦している。ただ、星よりも内容がひどいのでその部分を切り替えていかなければ」と話した。

 前半で印象に残っているのは、4回戦大島綾華女流二段との一局。「終盤で辛抱が実ってチャンスが来たような内容だった」と振り返った。結果は黒星だったが「面白い手も感想戦で見つかったりして、指していてわくわくするような将棋だった」と山根らしい感想を述べた。

 後半戦へむけては「あまり星のことは考えずに。序盤でリードされる展開が結構続いているので、序盤が課題。しっかり準備したいと思います」と修正して挑む。

 そんな山根はマーモットとクジラの動画から癒やしを得ている。「マーモットはお昼に見て、クジラは夜に見る感じですかね。見ていただけたら伝わると思う」と笑った。(瀬戸 花音)

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