巨人・戸郷翔征、９連戦チーム１勝へ「みんな助け合い」今季８勝目へ「当たり前のところをしっかり」８日・広島戦先発

キャッチボールで調整する戸郷翔征（カメラ・上村　尚平）

　巨人・戸郷翔征投手（２４）が後半戦初勝利となる今季８勝目へ向け、８日・広島戦（東京Ｄ）に先発する。７日、本拠地でキャッチボールなどで最終調整。９連戦の３戦目となる中、「９連戦、みんな助け合いだと思うので、なるべく相手の先発より早く降りないようにとか先制点をあげないとか、当たり前のところをしっかりできたらなと思います」と意気込みを示した。

　後半戦初登板だった１日・阪神戦（甲子園）は５回８安打５四球６失点で６敗目を喫していた。約１週間の調整期間を経て、「ブルペンもある程度、いい力感で投げられていた。明日の試合、どうなるかわからないですけど、いいものを出せるかなと思います」と好感触を得てマウンドに上がる。前日６日に先発した山崎伊から広島打線について聞くなど、「対策は結構しています」という戸郷。その右腕で鯉倒を実現してみせる。