1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

女子やり投げ 北口榛花62メートル58で予選”一投突破”「すごく幸せですし、すごく楽しく試合できてます」

スポーツ報知 / 2024年8月7日 19時35分

一投目で予選を通過しひきあげる北口榛花(カメラ・岩田 大補)

 ◆パリ五輪 第13日 ▽陸上(7日、フランス競技場)

 【パリ(7日)=手島 莉子】女子やり投げ予選で、昨年の世界選手権女王の北口榛花(JAL)が1本目に62メートル58をマークし、自動通過となる62メートルを突破、2大会連続の決勝進出を決めた。

 北口は「当日しか競技場で練習させてくれなくて、練習という意味ではもう少し投げたかったというのはあるんですけど、1回で超えるというのがきょうの目標ではあったので、しっかり超えてよかったと思います」と笑顔を見せた。

 21年東京五輪では、日本勢57年ぶりとなる決勝に進むも、決勝では左脇腹の痛みなどで12人中12位に終わった。「東京の時は右も左もわからない。ただ『オリンピックだ、ワ~』っていう感じだったんですけど、今回はオリンピックの過ごし方だったり選手村、試合の雰囲気を経験しているので、しっかり準備して臨めるかな」と話していた。

 無観客だった東京五輪と違い今回は有観客。「初めて観客の皆さんがいらっしゃるオリンピックを経験しているんですけど、午前中のセッションからこんなにたくさんのお客さんが入ってすごく幸せですし、すごく楽しく試合できてます」と充実した表情。10日の決勝に向け、「やっぱり仕上げてきてる人は仕上げてきてるなっていう風に感じている。今シーズンベストを必ず更新したいと思ってますし、いい勝負できればいいなという風に思っています」と金メダル獲得を目指す。

 同予選で、上田百寧(ゼンリン)も61メートル08の全体12位で予選を突破した。

 ◆北口 榛花(きたぐち・はるか)1998年3月16日、北海道・旭川市生まれ。26歳。バドミントンは小学6年時の全国大会団体戦で優勝も、旭川東高でやり投げに転向。2年時から全国高校総体を連覇。3年時の2015年世界ユース選手権で金メダル。16年に日大進学。19年に66メートル00の日本新(当時)を樹立した。20年にJAL入社。21年東京五輪12位。世界陸上は22年オレゴン大会で銅、23年ブダペスト大会で金メダル獲得。23年9月に67メートル38の日本新記録をマークした。家族は両親。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください