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インダストリアが悪性リンパ腫のため安楽死の処置 昨年のダービー卿CTを制覇

スポーツ報知 / 2024年8月7日 20時15分

2023年のダービー卿CTを制したインダストリア

 昨年のダービー卿チャレンジトロフィーを制したインダストリア(牡5歳、美浦・宮田敬介。父リオンディーズ)が、悪性リンパ腫のため安楽死の処置が施されることになった。サンデーサラブレッドクラブが8月7日にホームページで発表した。

 6月21日に去勢手術を受け、その後、体重が減少。検査の結果、腹腔内の腫瘍が見つかり、7月末に開腹手術を行った。8月7日に採取した組織の病理検査を行った結果、悪性のリンパ腫と判明。腫瘍の大きさから、回復の見込みが立たないと判断されて安楽死の処置が決まった。

 同馬は2021年10月にデビュー。初戦は2着だったが、2戦目で初勝利を挙げて翌22年1月のジュニアCで2連勝。NHKマイルCではダミアン・レーン騎手とコンビを組み、5着だった。年末のカウントダウンSを制してオープン入り。昨年のダービー卿CTで待望の重賞初制覇を果たした。

 その後は勝利がなく、今年のダービー卿CT(14着)が最後のレースになった。

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