フェンシング日本代表選手団が帰国…江村美咲「メダルをとれて安心。一番したいのは髪を染め直すこと」…パリ五輪

パリ五輪から帰国し出迎えを受け笑顔の江村美咲らフェンシング日本代表（カメラ・今成　良輔）

　パリ五輪のフェンシング日本代表選手団が７日、羽田空港着の航空機で帰国した。到着ロビーに姿を現すと、集まったファンから温かい拍手が巻き起こった。今大会は金メダル２個（男子エペ個人、同フルーレ団体）、銀メダル１個（男子エペ団体）、銅メダル２個（女子フルーレ団体、同サーブル団体）を獲得した。

　日本選手団の旗手を務め、女子サーブル団体で銅を獲得した江村美咲（立飛ホールディングス）は「メダルを持って帰れたのは安心。自分にとっては苦しい期間だった」と振り返った。食べたいもの、会いたい人などを問われると、金髪がトレードマークの江村は「一番したいことは髪の毛を染め直したい。色？まだ決めてない」と話した。

　２８年のロサンゼルス五輪については「いったん休んでから切り替えたい。その後は今まで以上にストイックにやって弱さを減らしたい」。日本フェンシング界についても「勝って当たり前と思われる立場になってくる。難しさはあるが、常に挑戦の気持ちでやっていきいたい」と、先導していくつもりだ。