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坂本花織らフィギュア団体に銀メダル 北京五輪から待った2年半 パリで授与式

スポーツ報知 / 2024年8月8日 0時38分

 延期されていた2022年北京五輪フィギュアスケート団体のメダル授与式が7日、パリ市内で行われ、3位から2位に繰り上がった日本代表が出席した。

 男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、女子の坂本花織(シスメックス)と樋口新葉(ノエビア)、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、アイスダンスの小松原美里、小松原尊組が笑顔で銀メダルを受け取った。男子の宇野昌磨さんはスケジュールの関係で欠席となった。

 五輪マークがついたエッフェル塔の正面にあるパリ・チャンピオンズ・パーク。太陽に照らされ登場した日本チームは、大きな拍手に包まれた。木原を先頭に両手を挙げて階段を降り、中央ステージへ。場内の大型スクリーンには、北京五輪の日本勢のハイライト映像が流れた。宇野さんを含む8人の名前がアナウンスされ、首からメダルをかけられた。

 6日にパリに到着した鍵山はこの日、自身のSNSで「本日は約2年半越しに北京五輪フィギュア団体戦のメダルセレモニーが行われる日です。パリというこの素敵な場所で表彰式ができる喜びと感謝の気持ちをしっかり感じながら全力で楽しみたいと思います!」と思いをつづっていた。

 メダル授与式は、カミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング違反に伴う混乱で、2年半近く実施が見送られていた。日本の銀メダルと、2位だった米国の「金」繰り上げが確定したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)が日米のメダリストをパリ五輪の期間中に招待すると発表していた。

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