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須崎優衣が銅メダル「想像以上に苦しい3年間でした」1回戦負けで涙から這い上がってつかんだ2大会連続メダル…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月8日 4時29分

銅メダルを獲得した須崎優衣(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第13日 ▽レスリング(7日、シャンドマルス・アリーナ)

 レスリング女子50キロ級で東京五輪金メダルの須崎優衣(キッツ)が銅メダルを獲得した。オクサナ・リバチ(ウクライナ)との3位決定戦を制した。

 須崎は6日の1回戦でビベシュ(インド)に2―3でまさかの逆転負けを喫し、連覇の夢が消えた。「今の私はオリンピックチャンピオンになる器じゃなかったんだと思う」と涙した。その後にビネシュが決勝に進んだことで、敗者復活戦に回ることが決まった。「自分が欲しかったのは金メダルだったけど、ここまで支えてきてくれた方々のために必ず銅メダルを取りたい。全然恩返しはできないけど、皆さんのために頑張りたい」と、目標を2大会連続のメダル獲得へ切り替えた。

 だが、翌朝に状況は大きく進んだ。ビネシュが当日計量で失格。これにより、準決勝でビネシュに敗れたキューバ選手が決勝に進み、須崎が敗者復活戦を不戦勝となって3位決定戦に繰り上がった。想定外の事態の連続だったが、世界選手権2連覇し、大会前まで海外選手に94連勝。華々しい実績を残してきた須崎が、最後は勝って、メダルを持ち帰った。

 須崎優衣「「本当に昨日初戦で敗退してから苦しい2日間だった。周りの方々が背中を押してくれて立ち直らせてくれた。心から感謝したい。想像以上に苦しい3年間でした。オリンピックチャンピオンになる姿をもう一度見てもらえるように、これからの4年頑張っていきたい」

 ◆須崎 優衣(すさき・ゆい)1999年6月30日、千葉・松戸市生まれ。父の影響で6歳からレスリングを始める。中学2年からJOCエリートアカデミーで腕を磨き、早大を経て、22年4月にキッツ入社。世界選手権は2017、18、22、23年優勝。22年はU23でも優勝。武器は高速タックル。153センチ。家族は両親と姉。

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