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卓球男子、戸上&篠塚のダブルスで今大会初めて1ゲームを失うも、逆転勝ち 第2試合はエース・張本智和…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月8日 3時47分

◆パリ五輪第13日 ▽卓球 団体戦(7日、パリ南アリーナ)

 男子準決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は同7位のスウェーデンと対戦した。

 第1試合のダブルスは、ダブルスの世界ランキング5位の戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が、同6位のクリスティアン・カールション、アントン・シェルベリ組と対戦。第1ゲーム(G)はサービスで攻められ、浮いたレシーブを相手に痛烈なフォアハンドで決められるなど、“トガシノ”はリズムに乗れず、8―11とし今大会で初めて1ゲームを失った。

 第2Gは一進一退の展開。3―4ではラリーから戸上が代名詞のフォアハンドを浴びせ、相手に食らいついた。ゲーム終盤まで競り合い、9―8の場面で日本はタイムアウト明けから篠塚がチャンスをつくり、戸上のフォアハンドドライブがさく裂。10―9で篠塚のサーブで崩し、戸上がフォアで決め、取り切った。これに観客は興奮し、ゲーム間ではウェーブが起こった。

 1―1の第3Gは、日本が押した。1―2から篠塚がフォアをクロスに決めると、怒とうの7連続得点。相手を寄せ付けず、11―4で取り切った。第4Gは6―5のラリーで強打を打ち合い、篠塚がフォアで取るとそこから4連続得点。マッチポイントから最後は戸上が痛烈なフォアハンドで決め、雄たけびを上げた。篠塚も右拳を静かに握った。第2試合の張本智和(智和企画)のシングルスにつなげた。

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