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藤波朱理が136連勝で決勝へ「オリンピックチャンピオンになるために今までやってきた」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月8日 3時50分

準決勝で東京五輪銀メダルの龐倩玉に勝利した藤波朱理(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第13日 ▽レスリング(7日、シャンドマルス・アリーナ)

 女子53キロ級の藤波朱理(日体大)は準決勝で龐倩玉(中国)に10―0のテクニカルスペリオリティー(TS)で勝利し、決勝に進出。銀メダル以上を確定させた。これで公式戦の連勝記録を136に伸ばした。

 以下は試合後の一問一答。

 ―3試合やってどうでした?

 「ほんとに初めてのオリンピックということで、すごく楽しみな気持ちと、いい緊張感とをもって試合に挑んだんですけど、やっぱり観客の声だったりとか、やっぱ他の大会とは違うなっていう風に身にしみて感じましたし、すごく入場から試合まで楽しんで、今3試合できてるなっていう感覚です」

 ―最後の準決勝はいかがでした。

 「去年の10月、アジア大会で対戦した相手で、もちろん自分の研究をしてきてるっていうのは分かった上で、自分はそれを上回るような練習をしてきた自信もあったので、やることは決まってます。やることはもうほんとに決まってたので、思い切って戦うことができたかなっていうふうに思います」

 ―久々の試合で感覚っていうのは?

 「そうですね。ほんとに10か月ぶりの試合で、そこの不安も少しはあったんですけど、マット上がってみれば全然問題なく、これは久しぶりの試合だなって、戻ってこれたっていう感覚でいました」

 ―左肘は

 「もう痛みとかほんとになく、全く心配、大丈夫なんですけど、ここまで怪我をしてからサポーターをずっとつけて練習をしてきたので、なんて言うんだろうな、痛み予防というより、お守りみたいな感覚で、これをつけてずっと練習してきたので、これが自分のいつも通りという感じなので、つけてるっていう感じです」

 ―相手の攻撃への対策は

 「結構。もちろん、こっちの腕を狙ってくるっていう、もちろん想定もしていましたし、それを取られても全然大丈夫なんですけど、その対策だったりとかもしてたので。焦ることなく」

 ―試合を迎えるまでは、どんな気持ちで

 「ほんとにドキドキ、ワクワクっていう両方の気持ちで。やっぱり、ここまで来たからには楽しみたいっていう思いと、絶対に勝ちたいという思うと。そうですね。いい気持ちでここまで挑めたので、ほんとに全て、あとは明日1試合すべてをかけたいと思います」

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