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決勝進出の藤波朱理 文田健一郎の金メダルに決意再び「かっこよかった。必ずこうなりたい」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月8日 4時18分

東京五輪銀メダルの龐倩玉に10-0で勝利した藤波朱理(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第13日 ▽レスリング(7日、シャンドマルス・アリーナ)

 女子53キロ級の藤波朱理(日体大)は準決勝で東京五輪銀メダルの龐倩玉(中国)に10―0のテクニカルスペリオリティー(TS)で勝利し、決勝に進出。銀メダル以上を確定させた。これで公式戦の連勝記録を136に伸ばした。

 初戦から2試合連続のフォール勝ちで進んだ準決勝でも、力の差を見せつけた。開始1分30秒で、バックを取り先制。その後も長い手足を生かした攻撃で、得点を重ねていった。

 以下、現地での一問一答。

 ―試合を迎えるまでは、どんな気持ちで。

 「本当にドキドキ、ワクワクっていう両方の気持ちで。ここまで来たからには楽しみたいっていう思いと、絶対に勝ちたいという思うと。いい気持ちでここまで挑めたので、本当に全て、あとは明日1試合にすべてをかけたい」

 ―須崎優衣、尾崎野乃香が試合を終え、五輪の難しさというのは感じるか。

 「本当に簡単にはいかないというか、身に染みて感じた。自分のやることは変わらないので、自分のことに集中して試合に挑んだ」

 ―同じ日体大出身の文田健一郎の金メダルは大きな刺激に?

 「はい。昨日選手村の方で見ていて、もう本当にかっこよくて。明後日っていうか、2日後には必ずこうなりたいっていう風に思った」

 ―明日の決勝は一番待ち望んいた相手(エクアドルのルシアジャミレス・ジェペスグスマン)。

 「本当に待ち望んでいた、引き寄せた相手だなっていうふうに思う。去年勝ってはいるけど、悔しさも残る一戦で、彼女のことを思って私は今までやってきたし、オリンピックチャンピオンになるために今までやってきた。本当にあと1試合、全てをかけてオリンピックチャンピオンになりたい」

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