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須崎優衣が意地の銅メダル「苦しい2日間だった」 涙…観客席に向かって両手を合わせて謝罪…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月8日 4時59分

銅メダルを獲得し、感極まる須崎優衣(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第13日 ▽レスリング(7日、シャンドマルス・アリーナ)

 レスリング女子50キロ級3位決定戦で東京五輪金メダルの須崎優衣(キッツ)がオクサナ・リバチ(ウクライナ)を10―0のテクニカルスペリオリティー(TS)で破り、銅メダル。連覇を逃した失意から立ち上がり、意地の2大会連続メダルを獲得した。

 圧倒的だった。開始直後から積極的にタックルに入った。約30秒で2点を先制すると、得点を重ね、勝利。様々な感情とともに涙がこみ上げた。観客席に向かって、両手を合わせて謝るような仕草を見せた。「本当に昨日初戦で敗退してから苦しい2日間だった。周りの方々が背中を押してくれて立ち直らせてくれた。支えてくださった方々に心から感謝したい」とかみしめた。

 会場からはたくさんの声援が飛んだ。「オリンピックチャンピオンの須崎優衣じゃなかったら価値はないんじゃないかって思っていた。負けたにもかかわらず、こうして声援を送ってくれて、負けたのにこうやって信じてくれて。励ましてくれた方々に感謝したいし、そういった方々にオリンピックチャンピオンになる姿をもう一度見てもらえるように、これからの4年頑張っていきたい」と感謝と決意を語った。

 この3年は順風満帆ではなかった。「けががあったり、いろいろ苦しいことを乗り越えての3年間だった。想像以上に苦しい3年間だった」。何度も折れそうになった心を奮い立たせ、須崎は最後まで戦い抜いた。

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