ドジャース大谷翔平「１番・指名打者」で２戦ぶり３５号なるか…ロハスが負傷から復帰「６番・遊撃」

◆米大リーグ　ドジャース―フィリーズ（７日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が７日（日本時間８日）、本拠・フィリーズ戦のスタメンに「１番・ＤＨ」で名を連ねた。

　「ＭＶＰトリオ」の一角Ｆ・フリーマン内野手がチームに再合流した５日（同６日）は、３日ぶりの３４号本塁打を放った。ギラン・バレー症候群と戦うフリーマンの三男マックスくん（３）の回復を祈念する一発だった。

　ナ・リーグ勝率トップのフィリーズとのプレーオフ前哨戦第１ラウンドを制したが、６日（同７日）は敗れ、３連勝でストップした。大谷は４打数無安打。負傷から復帰し初登板した右腕グラテロルが、投球中に右太ももを痛め、緊急降板するうアクシデントにも見舞われた。グラテロルは重度の肉離れと診断され、今季絶望となった。

　この日はＭ・ロハス内野手が負傷者リスト（ＩＬ）から復帰し「６番・遊撃」でスタメンに名を連ねた。近日中にはＭ・ベッツ内野手の復帰も見込まれている。勝負の後半戦へ向け、打線は再び本来の姿を取り戻そうとしている。