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泣き崩れる張本智和に田勢監督「お前のせいじゃない」「何も恥ずかしいことはない」 死闘の末に敗れる

スポーツ報知 / 2024年8月8日 7時46分

試合後田勢監督(左)に抱えらえる張本(ロイター)

◆パリ五輪第13日 ▽卓球 団体戦(7日、パリ南アリーナ)

 男子準決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は同7位のスウェーデンに、約3時間半に及ぶ死闘の末に2―3で敗れた。銅メダルを獲得した前回2021年東京五輪に続き、4強の壁を越えられなかった。16年リオ五輪銀、21年東京大会銅に続く3大会連続のメダル獲得をかけ、9日の3位決定戦で、同1位の中国と同3位のフランスの敗者と対戦する。

 第1試合のダブルスで戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が、勝利、第2試合のシングルスはエース対決。シングルスの世界ランキング9位の張本智和(智和企画)が、今大会シングルスで銀メダルをつかんだ同10位のトルルス・モレゴールを下し勝利するも、続く第3、第4ゲームを落とし、勝負の行方は第5ゲームを戦うエース張本に託された。張本は、2ゲームを先取するも、その後逆転負けを喫した。

 コート上で泣き崩れた張本を、田勢監督は抱きしめた。「何も恥ずかしいことはないよ」と声をかけた。「何も恥ずかしいこともないし、全然お前のせいでもなんでもないよって。胸を張って、ちゃんと歩いて、この歓声にちゃんと応えなさいって。ミックスゾーンでも、ちゃんと胸を張って、ちゃんと回答しなさいって言いました。お前のせいじゃないよって」とねぎらい「本人はもちろん悔しいとは思うけど、僕が言ってることは多分耳に入ってこないと思うけど。でも僕は全然恥ずかしいことはないと思う」と語った。

 「東京五輪が終わって、若いチームを作り上げてきて、ここまで戦えて、素晴らしい試合だった」と振り返り、3位決定戦に向けて「最後1試合、みんなで一丸となってまた頑張ります」と力を込めた。

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