元ＮＨＫ岩田明子氏、「めざまし８」でレスリング「銅」須崎優衣に感動「須崎選手の姿を見ていて勝って良し、負けて良しと思いました」

銅メダルを獲得し感極まる須崎優衣(カメラ・小林　泰斗)

　フジテレビ系「めざまし８」（月曜～金曜・午前８時）は８日、パリ五輪のレスリング女子５０キロ級で東京五輪金メダルの須崎優衣（キッツ）が銅メダルを獲得したことを報じた。オクサナ・リバチ（ウクライナ）との３位決定戦を制した。

　須崎は６日の１回戦でビベシュ（インド）に２―３でまさかの逆転負けを喫し、連覇の夢が消えた。「今の私はオリンピックチャンピオンになる器じゃなかったんだと思う」と涙した。その後にビネシュが決勝に進んだことで、敗者復活戦に回ることが決まった。「自分が欲しかったのは金メダルだったけど、ここまで支えてきてくれた方々のために必ず銅メダルを取りたい。全然恩返しはできないけど、皆さんのために頑張りたい」と、目標を２大会連続のメダル獲得へ切り替え見事、銅メダルを勝ち取った。

　コメンテーターで元ＮＨＫ解説委員の岩田明子氏は須崎の１回戦敗退から立ち上がった「銅メダル」に「１回戦の時、何が起きたんだろう？と。レスリングの神様って何、考えているんだろう？って思うぐらいびっくりしましたけど」とし「本当に須崎選手、五輪に向けて男性選手と武者修業したり、海外に行ったりして地道に金に向けて頑張ってきただけに本当に気の毒でしたけど、今回、須崎さんらしい試合ができてよかったなぁと思いましたし須崎選手の姿を見ていて勝って良し、負けて良しと思いました。それが五輪の醍醐味だなという気持ちにもなりました」とコメントしていた。