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ボーイズリーグ 7年ぶり出場の札幌豊平が意地の反撃も悔しい初戦敗退

スポーツ報知 / 2024年8月8日 10時30分

札幌豊平ナインは最後まで力強い声援を送った

◆エイジェックカップ◇第55回日本少年野球選手権大会 ▽2回戦 札幌豊平ボーイズ2-7浦添ボーイズ(3日、奈良・佐藤薬品スタジアムほか)

 7年ぶりに出場した札幌豊平は、初戦で浦添(沖縄)に2―7で敗れた。6回までは1―2と互角の戦いを見せたが、7回に5失点。前田創大主将(3年)は「ミスや四球からやられた。一つ一つのプレーに集中してやらないと」と振り返った。

 それでもナインは最後まで諦めなかった。7回、先頭の代打・湯浅颯介(3年)が「暗い雰囲気だったので一発打って流れを変えてやろう」と左翼フェンス直撃の三塁打。1死から敵失で生還し、1点を返して意地は見せた。先発の前川蓮太郎投手(3年)は4回を2失点。「ストライクが先行して良かったが、変化球で打ち取れなかった。そこをしっかり修正したい」と前を向いた。

 戦いには、まだ先がある。11~12日の東商テクノ旗争奪北海道大会、16日のファイターズ・チャンピオンシップを経て、20日開幕のジャイアンツカップ(東京)へ。前田は「この経験をしっかりと生かしたい」と次の舞台を見据えた。

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